尾道としまなみ海道-歴史と景観の旅-概要
期間、行程、お申込は以下の通りとなります。
◆ 旅行期間:10 月 22 日(火)~24 日(木)3 日間
◆ 旅行代金:148,000 円(全員お一人部屋をご用意しました)
現地参加費用:112,000 円(尾道駅集合/福山駅離団)
◆ 食事:朝食 2 回 昼食 3 回 夕食 2 回付 ◆東京駅より添乗員が同行
◆ 定員:限定15名様(満員になり次第締め切ります) 最少催行人員10 名様
10月22日(火)
<東京駅 09:30 発→品川駅→新横浜駅→福山駅→尾道駅 13:31 着>
~向島からの全景と浄土寺~
東京駅八重洲北口 9 時集合 新幹線のぞみにて福山へ。昼食は車中にて幕ノ内弁当となります。
福山より山陽本線にて尾道に到着。
午後、駅前のホテルに荷物を預け、尾道の市街地と対岸を歩きます。
海岸を東に歩いて、兼吉渡しで向島へ、海岸の高台から尾道の全景を眺めます。
再び、渡しで市街地に戻り、長江口から市バスに乗って、浄土寺下へ移動し、浄土寺を見学します。
再び、市バスで長江口に戻り、レトロな尾道浪漫珈琲で一休みします。
その後、商店街を抜けてホテルへ。
夕食は瀬戸内の魚料理で有名な「たまがんぞう」にて
尾道グリーンヒルホテル泊<昼:〇 夕:〇>
10月23日(水)
~寺町の尾道と坂町の尾道を歩き~
午前、ホテルから徒歩で古寺をめぐりながらロープウェーで千光寺山頂上へ。
展望台から尾道を見下ろし、千光寺を経由して坂道を歩いて山を下ります。
小路や古い家屋が良く残っています。
長江口近辺で、分散して尾道ラーメンを食べます。
午後、御袖天満宮を訪れてから、西国寺へ。茶房こもんにて一休みして、フリータイム。
夕食は駅周辺にある尾道お好み焼きの専門店にて
尾道グリーンヒルホテル泊<朝:〇 昼:〇 夕:〇>
10月24日(木)
~尾道からしまなみ海道の島々へ~
<福山駅 16:35発→新横浜→品川→東京駅20:06 着>
午前、マイクロバスでしまなみ海道へ。まず向島の立花海岸より瀬戸内の海を眺めます。
その後、しまなみ街道へ。
橋を渡り、四国側の大島にある亀老山展望台まで向かい、瀬戸内の景観を楽しみます。
大三島の大山祇神社を訪れます。
昼食は大三島の「喜船」にて鯛釜めし御膳を賞味。
その後、しまなみ街道を北上して福山駅に直行し、福山駅からのぞみにて東京駅へ。到着後、解散。
<朝:〇 昼:〇 夕:×>
旅行企画・実施:テクニカルコミュニケーションズ・インテリジェントジャパン株式会社
観光庁長官登録旅行業第1139号 JATA 正会員 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-20
受託販売:株式会社グローバル研修企画 https://hgkk.co.jp
東京都知事登録旅行業3-5710 総合旅行業取扱管理者:小林 均
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-8コミュニティビル9階
TEL:03-6447-4010 FAX:03-6804-5815 E-mail:info@hgkk.co.jp
担当:鹿野眞澄/江原紗織
・メールにてお申し込みの方は、名前(漢字とふりがな)、郵便番号、住所、携帯番号、旅行時の年齢、一人部屋希望の場合は一人部屋希望とお書きの上、e-mail:info@hgkk.co.jp へお送りください。
・FAXにてお申し込みの方は、下記の専用申込書にご記入の上、(株)グローバル研修企画 FAX:03-6804-5815へお送りください。
池田健二(いけだけんじ)氏について
池田健二
1953年、広島県尾道市生まれ。美術史家。専攻は中世ロマネスク美術。上智大学文学部卒、同大学大学院博士課程終了。上智大学、茨城キリスト教大学などで美術史を講義。新宿、横浜の朝日カルチャーセンターで講師を務める。30年以上に渡りヨーロッパ各地のロマネスク教会を調査。著書にカラー版中公新書「フランス・ロマネスクへの旅」「スペイン・ロマネスクへの旅」「イタリア・ロマネスクの旅」他。
現在、カルチャーセンターにて「海・山・寺・町-私の尾道を歩く」開講。
(2024年春、尾道にて)
ツアー開催にあたり、池田健二氏より
瀬戸内の中心に位置する尾道は、深い歴史と美しい景観に恵まれた魅力的な町です。
2017 年には最初の「日本遺産」の一つにも認定されました。
「尾道水道が紡いだ中世からの箱庭的都市」と評価されたのです。
しかし、尾道の歴史は古代の飛鳥や平安の時代にまでさかのぼります。
浄土寺、西國寺、千光寺がその時代に創建されているからです。
鎌倉時代になると後白河院の荘園の倉敷地として公認の港となり、
室町時代には足利氏の保護を受けて発展します。
その頃から人口1万を越える大都市でした。
江戸時代には西国街道と出雲街道が交わる地点となり、港の整備も進んで、
北前船も寄港するようになります。
尾道の街並みはこの時代に完成しました。
港湾都市、商業都市としての繁栄は、明治、大正、昭和と続きましたが、
しまなみを結ぶ架橋の完成によって海運が衰えると、商業都市から観光都市へと変貌してゆきます。
これが今の尾道です。
尾道の前には瀬戸内の海があり、後には古い寺が建ち並ぶ三つの山があり、
その間には江戸や明治の時代の面影を残す家並みや商店街が続いています。
もちろん、坂道もあり、猫もいて、美味しいラーメンもありますが、
尾道の魅力の本質は長い歴史が生み出した景観の中にあるのです。
ツアーのポイント
1日目
この旅はまず海から始まります。
海岸を東から西へと歩いて港町としての尾道の歴史をたどります。
それから尾道最古の寺であり、国宝の本堂や多宝塔を有する浄土寺を訪れます。
2日目
二日目は山裾に連なる古寺を巡ります。
坂道の上り下りが大変なルートですが、尾道を熟知する講師ですから、最も楽なルートを選択し移動します。
途中からはロープウェーを使って千光寺山の頂に上り、そこから徒歩で下って千光寺や天寧寺を訪れます。
さらに大林監督の映画「転校生」のあの石段がある御袖天満宮、そして西国一の大伽藍を誇る西國寺を訪れて二日目の観光を終えます。そのあと尾道市街を自由に散策する時間も確保しています。
3日目
三日目はバスでしまなみ街道を走り、いくつかの島を訪れます。
大島では亀老山展望から瀬戸内の島々を遠望し、大三島の大山祇神社では国宝の甲冑や刀剣を見学します。
しかし、何よりの見所は、しまなみの島々と架橋が生み出す素晴らしい景観です。
講師が故郷尾道としまなみ街道を案内する旅、いかがでしょうか。