滋賀県大名誉教授である田中俊明氏を迎え、金春秋と金庾信の時代の新羅統一への道を歩くツアーのご案内です。
~古代の韓国を歩く~金春秋と金庾信 新羅統一への道の概要
期間、行程、お申込は以下の通りとなります。
◆ 旅行期間:2024年11月6日(月)~11月10日(金)5日間
◆ 旅行代金:298,000円( 2名1部屋利用の場合) 一人部屋追加料金40,000円
◆ 燃油サーチャージ7,000円、成田施設利用料4,100円・関空施設利用料3,660円・保安税及び海外空港税・国際観光旅客税等2,470円は旅行代金に含まれません。7月1日現在
◆ 食事:朝食4回 昼食4回 夕食4回付 ◆ 添乗員は成田空港より同行します。
◆ 定員:限定12名様(満員になり次第締め切ります) 最少催行人員9名様
◆ 利用予定航空会社:エアープサン または大韓航空
11月6日(月)
成田(11:15)(13:40)釜山 関空 (11:00)(12:30)釜山 釜山~慶州 着後:合流し昼食の後、一路、慶州へ。慶州に、新羅時代の王宮月城●と太子宮東宮●、新羅最古の石塔と石井・石槽などを残す芬皇寺◎、新羅時代最大規模の寺院であったといわれる皇龍寺址◎を見学。 昼 夕【慶州泊】 |
11月7日(火)
慶州 金庾信将軍墓から感恩寺を巡る
終日:今回の主人公であり、十二支像が装飾された金庾信将軍墓◎、横穴式石室の忠孝洞古墳◎、文武王の2番目の息子である金仁問の墓●、もうひとりの主人公である金春秋の墓武烈王陵◎、その周囲の西岳洞古墳群●や真智王陵●、金庾信の愛妾の故宅天官寺址●、金庾信の邸宅跡とみられる財買井●、新羅千年文化の精髄を見ることが出来る国立慶州博物館◎、護国寺・四天王寺址●、新羅初の女王・善徳女王陵●、四天王寺と関係深い望徳寺址●、神文王陵●と見学します。その後、三国統一を達成した文武王の墓とされる海中王陵●、文武王が建立し、現在は石塔のみが残る感恩寺址◎などを訪れます。 朝 昼 夕 【慶州泊】 |
11月8日(水)
慶州~昌寧~陜川~鎮川~清原北二面光岩里~清川~慶州
終日:昌寧に、真興王が高官を伴って訪れた記念碑昌寧碑●、陜川に、百済との戦いで金春秋のむすめと夫が戦死した大耶城◎と竹竹碑●を見学した後、金庾信の生誕地鎮川に、金庾信の影幀が奉安されている吉祥祠◎を訪れ、新羅に関連した遺物を中心に国立清州博物館◎を見学して慶州に戻ります。 朝 昼 夕 【慶州泊】
11月9日(木)
慶州から金海へ
午前:慶州に新羅の始祖をはじめ朴氏の初期の墓とされる五陵の北にある新羅最初の寺院・霊廟寺址◎、善徳王に対するクーデター勢力の立てこもった明活山城◎、十二支神像のある真徳王陵●と訪ね、金海へ。 午後:加耶文化の集大成国立金海博物館◎、金庾信の先祖、金官国の始祖降臨伝説の地亀旨峰●、首露王妃陵●、首露王陵●と訪ね、金官国の王宮があったと推測される鳳凰台●を訪ね、釜山へ。 朝 昼 夕 【釜山泊】 |
11月10日(金)
釜山・金海 (08:00)(10:15)成田 釜山・金海(08:35)(10:05)関空 午前:帰国の途へ。金海空港より、エアープサン(予定)にて成田、関空へ。 成田、関空到着後、解散。 朝 |
旅行企画・実施:テクニカルコミュニケーションズ・インテリジェントジャパン株式会社
観光庁長官登録旅行業第1139号 JATA 正会員 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-20
受託販売:株式会社グローバル研修企画 https://hgkk.co.jp
東京都知事登録旅行業3-5710 総合旅行業取扱管理者:小林 均
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-8コミュニティビル9階
TEL:03-6447-4010 FA
X:03-6804-5815 E-mail:info@hgkk.co.jp
担当:鹿野眞澄/澤井舞
同行講師 滋賀県大名誉教授 田中俊明氏について
略歴
1952 年生まれ。京都大学・同大学院博士課程定修了。
堺女子短大を経て、滋賀県立大学助教授、教授。
2018年3 月に退官。専門は朝鮮古代史・古代日朝関係史。
田中俊明氏よりツアー開催にあたって
金春秋と金庾信は、新羅の三国統一を進めた英雄です。金春秋は即位して武烈王となります。金庾信の妹が嫁ぎ、文武王を生みました。金春秋のむすめが金庾信に嫁いでいます。 金庾信は金官国王族の出身で、最後の王仇亥のひ孫にあたります。仇亥が妻子を連れて 新羅に降り、格別な待遇を受け、貴族に列せられます。金という新羅王と同じ姓もその時 にもらいます。その子武力、すなわち庾信の祖父も、六世紀なかばの新羅の領土拡大に活 躍をし、孫の庾信も対外戦争で活躍をします。外交をになった金春秋との両輪体制で、統 一を進めたのです。
今回は、このふたりの英雄の痕跡を可能なかぎりで訪ねます。庾信の ほんらいの家系である金官国の故地にその先祖を訪ね、都の慶州では、ふたりの墓や庾信 の邸宅跡財買井などをめぐり、春秋の子で庾信の甥にあたる文武王の治績にもおよびます。 まわるのは主に慶州ですが、一日だけ地方に行きます。庾信が生まれた父の赴任地鎮川や、 庾信の百済との戦場のひとつ大耶城などを訪ねます。全体をとおして、できるだけ歩いて、 当時の距離や方向を実感してもらいたいと思います。 田中俊明
見学スポットのご案内
大耶城 (陜川)
642年、善徳女王の時代に百済によって大耶城が陥落。大耶城奪回のため、対百済戦の救援軍を求めて王族の金春秋が高句麗に赴きましたが、高句麗からの援軍は得られませんでした。
明活山城 【慶州】
最初、土城に築かれましたが、真興王の前後の時期に石城に再建されました。お城の積み方も自然の石をそのまま使用した新羅初期の石の組み方を見せています。軍事的な重要な拠点でありました。
首露王妃陵(金海)
伽耶を建国した首露王の王妃は、インドアユタヤから16歳のとき、伽耶の国へ首露王王妃として嫁ぎました。境内には内三門、外三門、紅箭門などの建物があります。
ギャラリー
宿泊予定ホテル
11月6日~8日3連泊は慶州コモドホテルまたはコーロンホテル(同クラス)となります。
慶州コモドホテル
・普門観光団地の湖のほとりに位置し美しい景色を堪能できる
・伝統模様が施され、高級感が漂う館内インテリアが魅力
・有線インターネットアクセス/WiFiを無料で使用可能
客室が全276室ある館内には、コンビニ、サウナ(有料)がありゆっくりおくつろぎいただけます。
新羅の古都、慶州(キョンジュ)に初めて建てられた特級ホテルです。ホテルは古墳や遺跡が多く残る慶州市内中心部と、新羅の名刹である仏国寺(プルグッサ)や世界遺産の石窟庵(ソックラム)のあるエリアの中心に位置し、どちらも観光するという方にも便利です。
インテリアは、歴史が息づく街・慶州の特級ホテルらしく、ロビーやエレベーター、客室などに伝統模様が施され高級感が漂います。客室はシックな色合いでまとめられています。
コーロンホテル
ホテル裏には吐含山(トハムサン)がたたずみ、ホテル内には人工湖や散歩コースのある緑豊かな庭園が広がります。
城郭をモチーフにして造られています。他では珍しい瓦屋根があるのが特徴です。また、客室には伝統的な家具が置かれ、シンプルで落ち着いたトーンで統一されています。中心部から少し離れているため、ホテル周辺はとても静かでのんびり過ごせるでしょう。
館内にはコンビニや温泉・サウナ(有料)があります。
11月9日の1泊は釜山クラウンハーバーホテルになります。
釜山クラウンハーバーホテル
モダンな雰囲気と最新の設備を備えた高級ビジネスホテル。
500室の高層ホテルで、クラシックなアーチデザインの外観、快適な室内と一緒に釜山港大橋と釜山タワーが見える素晴らしい景色が自慢です。
金春秋と金庾信にまつわる場所を実際に歩き、肌で新羅統一への道を感じませんか。
皆さまからのお申込みをお待ちしております。