今回の旅では、熊楠の足跡をたどりつつ、熊野と高野山の宗教的な雰囲気を体験してみませんか。
第 2 回知の巨匠南方熊楠の足跡と高野山への旅概要
期間、行程、お申込は以下の通りとなります。
◆ 旅行期間:2024年10月7日(月)~10月9日(水)3 日間
◆ 旅行代金:168,000 円(全員お一人部屋をご用意しました)
現地参加費用:133,000 円(南紀白浜空港/和歌山駅離団)
◆ 食事: 朝食 2 回 昼食 3 回 夕食 2 回付 ◆羽田空港より添乗員が同行
◆ 定員:限定18名様(満員になり次第締め切ります) 最少催行人員12名様
10月7日(月)
<羽田空港 11:40✈12:55 南紀白浜空港→白浜町→龍神温泉>
集合時間:10 時 40 分
午前:羽田空港より、日本航空 215 便にて南紀白浜空港へ。
午後:着後、バスにてシーモアホテル内にある「いけす割烹円座」にて、海の幸を使った旬の彩り御膳料理をお召し
上がりください。その後、白浜のシンボルとして親しまれている円月島を正面から眺め、神島を望む番所山
の高台にある南方熊楠記念館を訪問します。熊楠の業績を伝える資料約 800 点が公開されています。また、展望台や亜熱帯の植物が茂る遊歩道を散策。その後、中辺路を通って龍神温泉にある「季楽里龍神」へ。
夕刻:会議室にて志村先生のレクチャー「熊楠と高野山」その後、旬の食材を使ったバイキング料理をお楽しみくだ
さい。 田辺市/季楽里龍神温泉<昼:〇 夕:〇>
10月8日(火)
<龍神温泉→「南方マンダラ」、生涯熊楠に影響を与えた高野山→紀州加太>
終日:ホテルを出発し、山岳道路・高野龍神スカイライン走って高野山へ。「紀州の屋根」と呼ばれる護摩壇山を
中心にブナなどの原生林が広がります。
高野山に到着後、高野山の総門・大門、高野山真言宗の総本山・金剛峯寺、日本初の多宝塔・根本大塔、貴重
な文化遺産が保存・展示する霊宝館を見学し、自由行動。希望者は皇族、諸大名、文人や庶民にいたるまで、
墓石や祈念碑、慰霊碑が 20 万基以上建ち並ぶ奥之院参道を通って弘法大師の廟へ。
昼:昼食は総本山金剛峯寺御用達の高野山料理の「花菱」にて、精進料理をご賞味ください。
午後:一路、和歌山加太にある「紀州方加太休暇村」へ。瀬戸内海国立公園内に位置し、晴れていれば、友ヶ島、淡
路島、四国まで望めます。景色とお食事、広いお部屋が自慢の宿です。
夕刻:海の幸をメインとした旬の懐石料理をお召し上がりください。
和歌山市 休暇村 紀州加太<朝:〇 昼:〇 夕:〇>
10月9日(水)
<紀州加太→和歌山市内→和歌山駅 15:50→新大阪 16:51→17:06 新横浜→品川→19:33 東京駅>
午前:熊楠も訪れた加太にある淡嶋神社、和歌山城下橋丁にある熊楠の胸像、実家を訪れ、父が創業した旧南方酒
造こと世界一統では、熊楠のご子孫で現在オーナーの南方雅博さんにご案内いただきます。そして和歌浦地区にアーチの石橋・不老橋、万葉の歌人にも愛された玉津島神社と訪れ、二千坪という広大な敷地に昭和初期に建てられた松井伊助の別邸・六三園を訪れます。
昼 : 六三園にある和食懐石「がんこ」にて昼食を取ります。
午後:その後、南方家の菩提寺延命院を訪ね、和歌山駅より「特急くろしお」にて新大阪へ。新幹線に乗り継ぎ、東
京へ。到着後、解散。 <朝:〇 昼:〇 夕:×>
旅行企画・実施:テクニカルコミュニケーションズ・インテリジェントジャパン株式会社
観光庁長官登録旅行業第1139号 JATA 正会員 〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-1-20
受託販売:株式会社グローバル研修企画 https://hgkk.co.jp
東京都知事登録旅行業3-5710 総合旅行業取扱管理者:小林 均
〒107-0051 東京都港区元赤坂1-1-8コミュニティビル9階
TEL:03-6447-4010 FAX:03-6804-5815 E-mail:info@hgkk.co.jp
担当:鹿野眞澄/江原紗織
・メールにてお申し込みの方は、名前(漢字とふりがな)、郵便番号、住所、携帯番号、旅行時の年齢、一人部屋希望の場合は一人部屋希望とお書きの上、e-mail:info@hgkk.co.jp へお送りください。
・FAXにてお申し込みの方は、下記の専用申込書にご記入の上、(株)グローバル研修企画 FAX:03-6804-5815へお送りください。
志村真幸(しむらまさき)氏について
1977年神奈川県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了、博士(人間・環境学)。
南方熊楠顕彰会理事、慶應義塾大学准教授。南方熊楠顕彰館にて、特別展「南方熊楠と和歌山の食文化」などを担当。
専門は比較文化研究。サントリー学芸賞(2020年、社会・風俗部門)を受賞。
ツアー開催にあたり、志村真幸氏より。
2024 年は、熊野古道や高野山が「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されて 20 周年となります。
生物学者・民俗学者として活躍した南方熊楠は、熊野古道の森を守り、「エコロジーの先駆者」として評価され
ています。
高野山には少年時代から通い、有名な「南方マンダラ」も、真言宗の高僧・土宜法龍との対話から生まれたものでした。今回の旅では、熊楠の足跡をたどりつつ、熊野と高野山の宗教的な雰囲気を体験してみて下さい。
ツアーのポイント
志村真幸氏よりツアー1日目のポイント
初日は、羽田から紀南の白浜町に入り、南方熊楠記念館を訪ねます。
熊楠の残した資料や遺品が展示され、屋上からは熊楠が昭和天皇を案内した神島も見えます。それから熊野古道の中辺路をたどり、宿は龍神温泉です。
紀州徳川家の別荘地として重用され、日本三美人の湯として知られる名湯です。
志村真幸氏よりツアー2日目のポイント
2日目は、高野山です。大門、金剛峯寺、根本大塔をまわり、奥之院や空海の墓所まで足を伸ばしてみてもいいかもしれません。
熊楠は出家して高野山で修行したいと夢見たこともありました。高野山でキノコの採集もしています。10 月はキノコの最盛期ですから、山内のあちこちで観察できるはずです。
志村真幸氏よりツアー3日目のポイント
3日目は、熊楠の生まれ育った和歌山市をまわります。実家は、いまも続く世界一統という造り酒屋です。
熊楠の弟の子孫の方にお話を伺い、ふだんは非公開の資料を見学します。熊楠が少年時代から通った和歌浦は、
万葉集の時代から知られ、「蟻の熊野詣」のひとたちが熊野や高野山への参詣の帰り道に立ち寄った名勝の地です。
いかがでしたでしょうか。皆さまからのお申込みをお待ちしております。